【集中講座】Grasshopperコンポーネント基礎:Linear Array

Grasshopperコンポーネント基礎講座では、Grasshopper Indexページで紹介されているコンポーネントを解説していきます。

第五回目は「Linear Array コンポーネント」です。

Linear Array コンポーネントってなあに?
[Linear Array]コンポーネントは簡単にいうと、
オブジェクトを、指定した方向に、指定した数だけ配列するコンポーネントです。

◆どうやって使うの?
実際に使ってみましょう。
今回は直方体を斜め上方向に配列して階段の形状をつくります。

Step1
まず階段のベースを作るために[Rectangle]コンポーネントのX端子・Y端子にそれぞれ方向Y方向の範囲を入力します。
範囲(〇〇 to 〇〇)の入力なので[Construct Domain]コンポーネントを使います。
[Construct Domain]はA端子・B端子に入力した値から範囲を出力するコンポーネントです。
[Rectangle]コンポーネントのX・Yにそれぞれ[Construct Domain]を繋ぎ、長方形のx・y方向の値を入力します。
▼長方形のxを[0~5]の範囲で、yを[0~20]の範囲で作成した例

Step2
作成した長方形の曲線を[Box Rectangle]コンポーネントを使って立体にします。
R端子には長方形を、H端子には[高さ]の値を入力します。
▼高さが[2]の直方体が作成されました
これでベースとなる立方体が完成しました。

Step3
ベースの立方体を階段状に配列するために[Linear Array]コンポーネントを繋ぎます。
G端子にはジオメトリを繋ぎます。D端子には方向を入力します。
階段のような形状にするためには、直方体のエッジ同士が隣り合うように斜め上方向へ配列していく必要があります。
▼この例でいうと、xは5、zは2の方向に2つ目の直方体を配列したい

 [Addition]コンポーネントと[Deconstruct Domain]コンポーネントを使って方向を入力します。

 [Addition]とは、A端子とB端子に入力された値を足し算するコンポーネントです。
値と共にベクトル情報を入力すると、座標データを出力できます。

 [Deconstruct Domain]コンポーネントは、[Construct Domain]コンポーネントと逆で、[範囲]を入力すると[初めの値]と[終わりの値]を出力します。

Linear Arrayに入力したい方向は、X方向→長方形のXの長さZ方向→直方体の高さです。
長方形の長さは[範囲]として出力されているので、[Deconstruct Domain]コンポーネントで範囲の終わりの値をだします。

  [Addition]コンポーネントのA端子に[Unit X]コンポーネントを介して長方形のXの長さを、B端子には[Unit Z]コンポーネントを介して直方体の高さを入力します。
これで配列したい方向の座標が出力されました。

この座標を[Linear Array]コンポーネントのD端子に繋ぎます。
N端子には配列する個数を入力して完成です。

今回は[Linear Array]コンポーネントをメインに、
[Addition]、[Construct Domain]、[Deconstruct Domain]コンポーネントを紹介しました。

▼Grasshopperコンポーネント基礎講座⑤Linear Arrayコンポーネントを動画で見る▼

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