Rhino: サーフェスが重なっている部分

Rhino4.0は、同じ平面上に複数のサーフェスが存在する場合や、サーフェス同士が接するように重なる部分では、シェーディングやゴーストなどの各種ビュー表示を行った際、サーフェス同士が重なり合うように表示されます。

※上の画像は、重複部分が存在するサーフェスに異なるレイヤ色を設定してシェーディングを行った例。

また、サーフェスが重複(または接するように重なる)していると、サーフェス同士の交線を正しく生成することができず、「ブール演算」や「トリム」等のコマンドが実行できない場合がございます。このようなサーフェスの重複部分については、直接の回避設定はございませんため、一例としまして下記の対処策をお試しください。

1. 「交線」コマンド[曲線>オブジェクトから曲線を作成>交線]でサーフェス同士の交線を作成。

2. 作成した交線を使って、「トリム」コマンド[編集メニュー>トリム]でサーフェスの重複部分(本例では赤色のサーフェス)を削除。

なお、サーフェスが重複する場合の対処策をはじめ、ブール演算に関する詳細につきましては、開発元Wikiページ(英文となります)にてご紹介しております。※ページ内の「”Manual” construction and editing is sometimes needed」項目以下のリンクから、サーフェスが重複する場合の作業例をムービーでご覧いただけます。

開発元Wiki ページ「Booleans FAQ」