GrasshopperのParamsパネルにあるコンポーネントの機能を日本語で記載しています。
グループ名ボタンをクリックで各グループ一覧にジャンプします。
左にあるA~Cは重要度で、Aが一番重要度の高いコンポーネントになります。
※ *は書籍『Rhino×Grasshopper All in 1 パーフェクトリファレンス』に記載しているコンポーネントです。

Geometry
Primitive
Input
コンポーネント | コンポーネントの場所 | 機能 | |||
---|---|---|---|---|---|
重要度 |
※ |
テキスト表示 | アイコン表示 | コンポーネント名 | 「詳細…」をクリックで機能説明 |
A | * | ![]() |
Params>Input>Number Slider
Number Sliderコンポーネント |
数値をスライダで指定する。![]() |
|
A | * | ![]() |
Params>Input>Panel
Panelコンポーネント |
様々な値を記述し出力したり、他のコンポーネントの出力端子から繋ぐことで、ジオメトリ情報やデータ構造などの確認ができる。 検索窓に「””(ダブルクォーテーション)」や「//(スラッシュ2つ」を入力することでも呼び出し可能。 ![]() |
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A | * | ![]() |
Params>Input>Boolean Toggle
Boolean Toggleコンポーネント |
True/Falseを出力する。ダブルクリックで出力を切り替える。![]() |
|
C | ![]() |
Params>Input>Control Knob
Control Knobコンポーネント |
つまみの様に回転し、指定した数値を出力する。 | ||
C | ![]() |
Params>Input>Digit Scroller
Digit Scrollerコンポーネント |
指定した数値を出力する。 | ||
B | * | ![]() |
Params>Input>Value List
Value Listコンポーネント |
選択したリストに登録された値を出力する。ダブルクリックで表示名と、出力される値を変更できる。![]() |
|
B | * | ![]() |
Params>Input>Button
Buttonコンポーネント |
通常はFalseだが、クリックしている間だけTrueを出力するボタン。 シミュレーションのリセットボタンなどに使用する。 ![]() |
|
C | ![]() |
Params>Input>MD Slider
MD Sliderコンポーネント |
2次元の値を出力するスライダー。X,Y値やサーフェスのUV値などを指定する時に使用。 | ||
B | * | ![]() |
Params>Input>Colour Swatch
Colour Swatchコンポーネント |
色をパレットで指定する。(RGBAの値) ダブルクリックでパレットを起動する。![]() |
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B | * | ![]() |
Params>Input>Gradient
Gradient Controlコンポーネント |
マルチカラーのグラデーションを設定するコンポーネント。![]() |
|
B | * | ![]() |
Params>Input>Image Sampler
Image Samplerコンポーネント |
UVの座標値を入力し、座標値ごとにBMPやJPEGなどの画像データに応じた値を出力することができるコンポーネント。画像の明るさにより大きさが変わるパターンを作成するなどができる。![]() Tips集の詳細ページ |
|
C | ![]() |
Params>Input>Calendar
Calendarコンポーネント |
指定した日時を出力することができるコンポーネント。出力結果は、 Friday, August 9th 2018の様な形。 |
||
C | ![]() |
Params>Input>Clock
Clockコンポーネント |
現在の時間を出力するコンポーネント。ダブルクリックで更新される。 出力結果は、11:35:34 の様な形。 |
||
B | * | ![]() |
Params>Input>Colour Picker
Colour Pickerコンポーネント |
スライダーやパレットから色を出力することができるコンポーネント。 スポイトで色を拾ったり、RGBパレットやHSVパレットに切り替えることができる。 ![]() |
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C | ![]() |
Params>Input>Colour Wheel
Colour Wheelコンポーネント |
入力した情報に対して、対応するRGBの情報を出力する。 | ||
A | * | ![]() |
Params>Input>Graph Mapper
Graph Mapperコンポーネント |
入力した値をグラフの形状により変更する。右クリック>Graph Typesにあるグラフのタイプの中から、任意のタイプを指定し使用する。![]() |
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C | ![]() |
![]() |
Params>Input>Atom Data
Atom Dataコンポーネント |
Atomデータを読み込むことができるコンポーネント。 | |
B | * | ![]() |
Params>Input>Image Resource
Image Resourceコンポーネント |
Rhino7読み込んだ画像(bmp,jpg,png)をGrasshopperのキャンバスで表示する。[Image Gallery]と違い、コンポーネントの縁をドラッグすることで表示の大きさを任意に変更可能。![]() |
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C | * | ![]() |
![]() |
Params>Input>Import 3DM
Import 3DMコンポーネント |
3dmなどRhinoに対応している形式の3Dデータを、レイヤーやオブジェクト名を指定して、直接を読み込むことができるコンポーネント。 |
C | ![]() |
![]() |
Params>Input>Import Coordinates
Import Coordinatesコンポーネント |
txtデータを読み込むことができるコンポーネント。Separator(デフォルトは,)の値で、分割して座標などのデータも読み込むことができる。 | |
C | ![]() |
![]() |
Params>Input>Import Image
Import Imageコンポーネント |
画像データを読み込み、メッシュデータを作成するコンポーネント。画像データの色情報は、メッシュの頂点カラーに反映される。 | |
C | ![]() |
![]() |
Params>Input>Import PDB
Import PDBコンポーネント |
PDBデータを読み込むことができるコンポーネント。 | |
C | ![]() |
![]() |
Params>Input>Import SHP
Import SHPコンポーネント |
SHPデータを読み込むことができるコンポーネント。 | |
B | * | ![]() |
![]() |
Params>Input>Object Details
Object Detailsコンポーネント |
Rhinoから参照したオブジェクトを入力し、参照状態にあるか(Referenced)、オブジェクトの名前(Name)、レイヤ名(Layer)、表示色(Color)、オブジェクトIDなどを出力。 再度入力を繋ぎ直すか、Recompute(F5キー)などを実行しないと、変更が反映されないので注意。 ![]() |
B | * | ![]() |
![]() |
Params>Input>Read File
Read Fileコンポーネント |
様々なファイル(txtやCSVなど)を読み込むことができるコンポーネント。![]() Tips集の詳細ページ |
Util
コンポーネント | コンポーネントの場所 | 機能 | |||
---|---|---|---|---|---|
重要度 | ※ | テキスト表示 | アイコン表示 | コンポーネント名 | 「詳細…」をクリックで機能説明 |
C | ![]() |
Params>Util>Cherry Picker
Cherry Pickerコンポーネント |
上部のメニューから階層とアイテムの番号(Index)を指定し、データリストの中から取り出すことができるコンポーネント。 | ||
B | * | ![]() |
Params>Util>Param Viewer
Param Viewerコンポーネント |
入力したデータ構造を、枝状に見ることができるコンポーネント。 ダブルクリックで表示の切り替え可能。 ![]() |
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B | * | ![]() |
Params>Util>Jump
Jumpコンポーネント |
ダブルクリックすることで、キャンバスを移動することができる。![]() |
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B | * | ![]() |
Params>Util>Scribble
Scribbleコンポーネント |
GHのキャンバスに注釈となるテキストを作成する。注釈をつけておくことで、アルゴリズムを分かりやすくできる為、重要な機能。 検索窓に「~(チルダ)」でも呼び出し可能。 ![]() |
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B | * | ![]() |
Params>Util>Data Dam
Data Damコンポーネント |
入力データをダムの様にせき止めて置くことができるコンポーネント。 再生ボタンを押すと、更新されデータを下流に流すことができる。 ![]() |
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C | ![]() |
Params>Util>Data Recorder
Data Recorderコンポーネント |
データを貯めることができるコンポーネント。赤●のRecボタンが押されている時は、変更があるたびにデータが加わっていく。×ボタンを押すことで、内容を消去できる。 | ||
B | * | ![]() |
Params>Util>Relay
Relayコンポーネント |
コンポーネント間のワイヤをまとめるコンポーネント。 ワイヤをダブルクリックで作成可能。 ![]() |
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B | * | ![]() |
Params>Util>Suirify
Suirifyコンポーネント |
データ構造内の不要な階層を取り除きシンプルなデータ構造にするコンポーネント。Simplifyでは取り除けないパスが1つしかない場合の不要な階層も取り除くことが可能。![]() Simplifyは下記リンクを参照。 https://www.applicraft.com/tips/rhinoceros/graft_flatten_simplify/ |
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C | ![]() |
Params>Util>Timer
Timerコンポーネント |
コンポーネントに繋ぎ、指定の間隔で結果を更新する。Kangarooの Solverなどのシミュレーションする際に使用する。 |
||
B | * | ![]() |
Params>Util>Cluster Input
Cluster Inputコンポーネント |
クラスター内に配置することで、クラスターの入力端子として設定できる。詳細は、https://www.applicraft.com/tips/rhinoceros/gh_cluster/ | |
B | * | ![]() |
Params>Util>Cluster Output
Cluster Outputコンポーネント |
クラスター内に配置することで、クラスターの出力端子として設定できる。詳細は、https://www.applicraft.com/tips/rhinoceros/gh_cluster/ | |
B | * | ![]() |
![]() |
Params>Util>Data Input
Data Inputコンポーネント |
複数のGrasshopper間でデータを扱う為に、データを読み込む際に使用する。右クリックしSourceからghdata形式のファイルを指定する。詳細は、https://www.applicraft.com/tips/rhinoceros/gh-datainput/ |
B | * | ![]() |
![]() |
Params>Util>Data Output
Data Outputコンポーネント |
複数のGrasshopper間でデータを扱う為に、データを書き出す際に使用する。右クリックしDestinationからghdata形式のファイルを指定する。詳細は、https://www.applicraft.com/tips/rhinoceros/gh-datainput/ |
B | * | ![]() |
![]() |
Params>Util>Context Bake
Context Bakeコンポーネント |
Rhino7RhinoからGrasshopperの定義ファイルをコマンドのように実行する[GrasshopperPlayer]コマンド実行時に使用。端子に接続した形状(Geometry)をコマンド終了後にRhinoに直接Bakeする。[GrasshopperPlayer]機能に関しては、リンクを参照。https://www.applicraft.com/tips/rhinoceros/grasshopperplayer/![]() |
C | * | ![]() |
![]() |
Params>Util>Context Print
Context Printコンポーネント |
Rhino7[GrasshopperPlayer]コマンドを実行時に使用。Text端子に入力した値をコマンド終了後にダイアログで表示する。ダイアログからtxt形式で文字列として保存も可能。 |
B | * | ![]() |
Params>Util>Get Geometry
Get Geometryコンポーネント |
Rhino7[GrasshopperPlayer]コマンドを実行時に、ジオメトリの入力に使用する。オプションから点、曲線、サーフェス、Brep、SubD、メッシュの任意のジオメトリに選択を限定できる。また[Get ~]から始まるコンポーネント群は、[GrasshopperPlayer]コマンド実行時に、RhinoのインターフェイスからGHへの入力に使用する。![]() |
|
B | * | ![]() |
Params>Util>Get Integer
Get Integerコンポーネント |
Rhino7[GrasshopperPlayer]コマンドを実行時に、整数値(Integer)の入力に使用。![]() |
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C | * | ![]() |
Params>Util>Get Line
Get Lineコンポーネント |
Rhino7[GrasshopperPlayer]コマンドを実行時に、直線(Line)の入力に使用。 | |
B | * | ![]() |
Params>Util>Get Number
Get Numberコンポーネント |
Rhino7[GrasshopperPlayer]コマンドを実行時に、少数値(Number)の入力に使用。![]() |
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B | * | ![]() |
Params>Util>Get Point
Get Pointコンポーネント |
Rhino7[GrasshopperPlayer]コマンドを実行時に、点(Point)の入力に使用。![]() |
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C | * | ![]() |
Params>Util>Get String
Get Stringコンポーネント |
Rhino7[GrasshopperPlayer]コマンドを実行時に、文字列(string)の入力に使用。stringはGrasshopperで言うtextに相当する文字列のこと。 | |
B | * | ![]() |
Params>Util>Galapagos
Galapagosコンポーネント |
遺伝的アルゴリズムによる計算(Evolutionary computation)を行う、Galapagosへのインターフェースを持つコンポーネント。ダブルクリックでインターフェースを起動。![]() Tips集の詳細ページ |
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B | * | ![]() |
Params>Util>Gene Pool
Gene Poolコンポーネント |
スライダーを複数出力するコンポーネント。入力値を複数用意することができる為、Galapagosと合わせて使用すると便利である。![]() |
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C | ![]() |
![]() |
Params>Util>Fitness Landscape
Fitness Landscapeコンポーネント |
範囲となる長方形(Bounds)と複数の値(Values)を入力することで、複数の値の差分を高低差が付いた2.5D形状で確認することができる。 |