AppliCraft Seminar Winter 2025

日時:2025年12月5日(金)セミナー13:00-16:00(受付開始12:30)
   懇親会16:10-18:00*セミナーの終了時刻により変更になる場合がございます。
場所東京ミッドタウン カンファレンス Room9(セミナー)Room1,2,3(懇親会)
定員:先着80名
費用:無料(事前登録制)

講演:

HaKU Design Studio
田幸 春菜 様


Oaseを形づくるプロセス
コンピューテーショナル・モデリングと共につくる佇まい


Oaseは、海水由来のミネラルを最大75%含む新素材「Nagori樹脂」を用い、彫刻的で詩的な佇まいをもつアクセサリーオーガナイザーです。本講演では、デザイン手法としての「コンピューテーショナル・モデリング」を軸に、Oaseが形づくられるまでのプロセスをご紹介します。デジタルによる論理的な形状設計と感性に根ざした造形検討を往復しながら、素材の特性を見極め、佇まいに奥行きを与えるデザインを探求しました。新素材「Nagori樹脂」を活かし、工業製品でありながらも工芸的な存在感をもつOase。デジタルと感性が交わるデザインプロセスの可能性を探ります。

株式会社アプリクラフト
中田 健介


RhinoとGIS(地理情報システム)の連携
Rhino+地理情報の融合が生み出す新たな表現と価値創造の可能性

地域インフラとの調和、災害・防災分野での活用、そしてDX・デジタルツイン構築の推進を背景に、CAD/BIMとGISの連携ニーズは一層高まっています。本セッションでは、Grasshopper用GISプラグイン「Heron」を活用し、Rhinoデータを地図上に重ねて可視化する方法や、GISデータをRhinoに取り込み設計情報と統合する手法など、実践的なワークフローを「RhinoとGISでやってみた!」という検証ベースで紹介します。

からくりすと
鈴木 完吾 様

Rhinocerosでからくり製作
アイデア検討・部品設計・修正・完成まで

学生の頃に初めてRhinocerosを手にしてから12年ほど経ちました。現在はYouTubeやものづくりイベントにて「からくりすと」として活動しています。これまでに「文字を書く時計」「球体型世界時計」「自重式カップ麺タイマー」など、さまざまな作品をRhinocerosと共に作ってきました。今回の講演では、私が日々の作品製作で行なっている歯車や機構の設計におけるRhinocerosの使い方などを紹介します。

株式会社竹中工務店
林 瑞樹 様

こんな分野にも使えるGrasshopper!!
石垣BIMによる石垣調査・研究の高次化と効率化

Rhinoceros/Grasshopperを活用したデータ分析・可視化手法を、考古学分野における石垣の調査・研究に適用しました。専門家の目でしか見えなかったことを専門家以外にも見せることを目指したら専門家にとっても新たな発見につながったという事例を紹介します。

参考リンク:城郭石垣の記録・管理における技術革新:石垣BIM の開発と実践的応用


展示:

HaKU Design Studio:作品展示

からくりすと:作品展示

株式会社ベナ :模型製作サービス

株式会社ツクリテ
:調整中



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