Grasshopper – 計算式を書いて使用するコンポーネント

 Grasshopperにはデフォルトで四則演算を始めとした各種計算を行なうコンポーネントが存在しますが、複雑で長い計算式をそれらのコンポーネントを組み合わせて実行させるには少々面倒な場合があります。そういう時には[Evaluate]コンポーネント、もしくは[Expression]コンポーネントを使うと楽になるかもしれません。

※呼び出した状態の[Evaluate]コンポーネント(上)と[Expression]コンポーネント(下)

 この二つのコンポーネントはどちらもデフォルトのGrasshopperに用意されている物で、それぞれ別々のコンポーネントですが、使い方はほぼ一緒で「自分で計算式を書いて、必要な変数をそれぞれの入力端子に繋げる」という形です。以下の図に例を示します。

※Evaluateコンポーネント:入力端子Fに入った(x+3)×(y-1)という計算を行っている。

※Expressionコンポーネント:コンポーネントに直接計算式(x+3)×(y-1)を書き込んでいる。

また、上記の二つ以外のコンポーネント(全てではない)も、それぞれの入力端子、出力端子に計算式を仕込む事が可能です。
例えば下の図ですと、上の赤いグループで囲まれているコンポーネント達と、下の青いグループで囲まれているコンポーネントは出力する結果が同じになっています。
上の赤いグループの方は[Series](等差数列を作る)コンポーネントの入力端子Nに[Evaluate]コンポーネントで計算を行なった数値を入力し、出力から出た数値にまた[Evaluate]で別の計算をさせています。
一方下の青いグループは、[Series]コンポーネント一つきりですが、入力端子Nと出力端子に【*】マークが付いており、この端子にそれぞれ赤いグループの[Evaluate]で実行された計算式と同じ式が仕込まれています。

※ここでは180°(π、またはPi)を指定した数で等分した角度を作成しています。

※[Rotate]コンポーネントの入力端子Aにつなげた結果