Rhinoceros: 作成済みデータの精度を上げたい、隙間を埋めたい

Rhinocerosで作成済のデータの精度を上げる方法について、Q&Aをまとめました。

Q1:すでに作成済みのデータでも、Rhinoオプションの単位設定を低くすることで、 精度は向上するのでしょうか?もしくは再度造り変えないと、高精度にはなりませんか。

A1:単位設定で精度を変更頂いても、すでに作成したオブジェクトの精度は変わりません。 基本的には作り変えていただく必要がございます。

Q2:造り変えが必要な場合、既存の精度を向上させるためのリビルドは可能でしょうか。 3次元の閉じたオブジェクトとして体積を構築している場合(ポリサーフェス)、リビルド方法はありますか。

A2:Rebuildコマンドは、単体のサーフェスや曲線に使用するコマンドですので、ポリサーフェスにはご使用になれません。 精度を変更した後、再度空いてしまったエッジの隙間を埋めるモデリングを行う必要がありますので、その手順の一例をご紹介させて頂きます。

① Explodeコマンド(編集>分解)を使用してサーフェスに分解する。

② Joinコマンド(編集>結合)を使用して、再度ポリサーフェスに結合する。

③ ShowEdgeコマンド(解析>サーフェス>エッジツール>エッジを表示)で、隙間が空いてしまった箇所を探す。

④ 隙間が空いたエッジを持つサーフェス群をExtractSrfコマンド(ソリッド>サーフェスを抽出)を使って取り出す。

⑤取り出したサーフェス群をUntrimコマンド(サーフェス>サーフェス編集ツール>トリム解除(境界線を抽出))でトリムを解除し、Intersectコマンド(曲線>オブジェクトから曲線を作成>交線)で空いてしまった隙間の代わりとなるサーフェス間の交線を求める。

⑥作成した交線と隙間のない正しい境界線で再度Trim(編集>トリム)し直し、Joinコマンドで結合する。