Perspectiveでは3次元表現描画に必要とされていた幾何学的な原理を採用しています。
ここではPerspectiveで定義している3つの投影方法の違いに関して記載しています。
投影(Projection)とは一枚の紙の上に図形を画(2次元)として表示することです。3次元空間にある図形を2次元に表示させる場合もその逆の場合も3次元空間中の図形と2次元との間には一定の対応関係がつけられるようにあらかじめ約束を定めておく必要があります。
Perspectiveでは3つの投影方法があります。
・等角投影(Isometric)
・斜投影 (Oblique)
・透視投影(Perspective)
フェイスとは閉じたバスの多角形で、投影されているアートワークを指します。1つの点で透視投影または斜投影でのフロントフェイスを除いて、全てのオブジェクトのフェイスは平行な角度で投影を行うか、消点に向かって収束します。

視点(水平線)とは見る人の目の高さを表現します。

消失線または稜線はある角度を保持して空間を後退したり、消点に向かうように表示されるオブジェクトエッジを表現します。

1点透視や2点透視での消点はオブジェクトの消失線(稜線)が収束する視点(水平線)上に置かれます。3点透視での3点目の点はオブジェクトの高さを強調する垂直方向の消点です。

遠近法スケールでは等角投影や斜投影で奥行きを表現させるためにオブジェクトを縮小させる役割があります。
等角投影(Isometric)は直接寸法が測れるような3次元オブジェクト表現ができます。平行投影線は全ての側面のエッジを定義します。等角投影の遠近法スケールの設定は標準的な割合である81%がこの投影方法の最もよい錯覚を与える数値になると言われています。

注:遠近法スケール設定を行うと正しい寸法値を定義できません。(100%に設定)
注:等角投影では上面のフェイスは自分がオブジェクトの上から見ているように描きます。従って、等角投影でオブジェクトを作成した後に投影タイプを変更する場合には視点(水平線)がアートワークの上部に位置することを確認してください。
斜投影(Oblique)はフロント(前面)に正確な形状を保持して表現された3次元表現オブジェクトです。スライダーで「遠近法スケール」の割合調整を行うことができます。遠近法スケールが50%のドローイングはキャビネット投影と呼ばれています。遠近法スケールの設定を行わない状態(設定が100%)では全ての面で直接寸法を測ることができます。

稜線の角度の入力もできます。斜投影(Oblique)で遠近法スケールの設定を行わない場合の角度の設定は通常45°です。

注:斜投影ではトップのフェイス(上面)はオブジェクトの真上にあるように描かれます。従って、投影形状を変更する場合には視点(水平線)がアートワークの上に位置することを確認してください。
透視投影(Perspective) ではより写実的な3次元オブジェクトを作成します。オブジェクトの次元を強調する調整スライダーを使用することでより一層のリアリティーが追求できます。


=1点透視投影=
1点透視投影とはフロント(前面)以外は移動可能な消点に向かって収束する3次元表現方法です。

視点:スライダーを動かして視点の高さをHighやLowに動かします。
消点:スライダーを動かして消点の位置をRightやLeftに動かします。
=2点透視投影=
2点透視投影は1つのオブジェクトの全ての面が視点(水平線)に沿った2つの点のうちどちらかの1点に収束した形式の最も一般的な透視投影法です。オブジェクト内にある全ての鉛直なエッジは視点(水平線)に対して垂直を保った状態になります。消点までの空間を調整することで投影効果を増すことも減らすこともできます。

視 点:スライダーを動かして視点の高さをHighやLowに動かします。
横調整:スライダーをHighやLowに動かし描いたオブジェクトの調整を行います。
=3点透視投影=
3点透視投影は視点(水平線)の上または下に投影させる方法です。鉛直線を中央から移動して鉛直方向に消点を取り入れることで最も写実的な表現が可能になります。視点方向(水平方向)に鉛直方向の消点を移動することで、さらに奥行きの効果を表現できます。3点透視は鳥瞰図や仰視図などに適していると言われています。

視 点:スライダーを動かして視点の高さをHighやLowに動かします。
横調整:スライダーをHighやLowに動かし描いたオブジェクトの調整を行います。
縦調整:スライダーをBottomの方に動かすと鉛直方向の消点がドキュメントの下部に移動し「鳥瞰図」を作成します。スライダーをTopの方向に動かすと鉛直方向の消点がドキュメントの下部に移動し「仰視図」を作成します。同様にスライダーをLeftの方向に動かすと鉛直方消点をドキュメントの左側に、Rightの方向は右側に消点を移動します。
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